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世界標準時間の調整方法とは 

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知ってましたか?
今朝、1秒増えたんですって。

は?・・・何言ってんの?
と思ったあなた!

それは正しいリアクションです。
まっ、普通そうなりますよね〜。

ハゲドです。



実は今朝の8時台最後に、静かにそして盛り上がりを
見せて、「ある事」が行われたのです。
それも世界で。

マスコミや多くの一般人に注目されるなか
それは決行されたのです。



あなたは、「NICT」を知っていますか?
海外ドラマのタイトルにありそうですよね。
特殊部隊が活躍する的なストーリーの・・・(笑)


National Institute of
Information and
Communications
Technology

これら頭文字でNICT。これは日本の組織です。
日本語では、国立研究開発法人情報通信研究機構。


ここは、正確な日本時間の確認と供給をしているところ。
その方法とは、セシウム原子時計があらわす時刻を元に
生成する協定世界時から9時間進めたものを日本標準時
として、電波や電話回線などを通じ供給。
この時間が、我々の生活にあるわけなんです。
因みに、セシウム原子時計は12台運用しているのだとか。



毎日、これを繰り返すのはなぜだと思いますか?

それは、セシウム原子時計による時間と
地球の自転により決まる時間に
ズレが生じるらしいのです。
要は、地球の自転スピードの変化を長期にわたり
予測することができないから毎日行うのです。



へぇ〜・・・
あなたは、○へぇ〜でしたか?←わかるかな



どういう事か?

地球の回転速度にはムラがあり、いつも同じ速さで
自転しているわけではなかったのです。
遅かったり、速かったり、安定した自転ではない
ということなんです。

地球もたまには、ゆっくりしたいのかも。
昨日はゆっくりしちゃったから、今日は頑張ろうなんて。
なんかちょっと人間味。地球に親近感が(笑)


このように、毎日確認する理由とは
時間にズレがあることがわかっているから
ということは理解できましたよね。


では、どうするのか?
いよいよ本題です。


つまり、時間の調整をするのです。

実は、これまでも調整が行われてきました。
昨年までに25回。

この調整は、世界時間の6月、或いは12月いずれかの
最後の秒で行われ、調整が上手くいかない予備として
3月、或いは9月の最後の秒で行われるものです。


調整の仕方とは?

地球の自転が遅いとき→59分59秒に1秒足して
59分60秒として調整。この次は0分0秒に。

地球の自転が早いとき→59分58秒の次を59秒とはせず
0分0秒として1秒を調整。


これは世界時間の話でした。
じゃあ、日本時間の調整はいつやるの?

今でしょ!って言わなくていいですから(笑)
振りではありません。


日本時間は、世界時間より9時間進んでいるので
午前8時59分の最後の秒で調整されるのです。

整理すると、調整月は世界時間で6月最後の秒。
9時間進んでいる日本の調整月は7月いっぴ。

つまり、本日7月1日(水)午前8時59分59秒の次に
「1秒」足して、【午前8時59分60秒】としたもの。
 【8:59:60】←これをカメラにおさめている人が
全世界に多数いると思われます。


この1秒調整は1972年にはじめられ、今回で26回目。
18年ぶりに今年行ったものです。


なにかと似てません?


「うるう年」ってありましたよね。
西暦が4で割り切れる年がそうです。
この年は、2月29日が存在して
1年は366日となります。


これと同じように行われたのが今朝の調整です。



つまり、「うるう秒」。


↓これを人差し指で一回押してネ。励みになります!


人差し指を動かしてくれて、ありがとうございました。



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